デュオのかっこいいジャズが聴けるおすすめアルバムランキング!
激しくスイングするコンボや、音圧で圧倒されるビッグバンド。
ジャズの形態は様々ですが、しっとりと音を楽しみたいという時にはデュオがピッタリ!
今回はデュオによる名盤をランキング形式でお届け致します。
目次
■第一位 デューク・エリントン&レイ・ブラウン/ディス・ワン・フォー・ブラントン
ピアノ・ベースによるデュオ演奏。
このフォーマットでは最高峰と云っても過言ではありません。
愛すべきベーシストのレイ・ブラウン。
懐の深い演奏が楽しめます。
2人の個性がぶつかり合い凄まじいスイング感。
本当に名盤中の名盤です。
デューク・エリントン(ピアノ)
レイ・ブラウン(ベース)
■第二位 マルク・エムレイ&レイ・ブラウン/フォー・ベティ
またも登場のレイ・ブラウン。
一方マルク・エムレイって誰?って感じですが、ジャズバイオリン奏者のグラッペリバンドで活躍をした素晴らしいピアニストです。
アルバムタイトルにあるベティというのはマルク・エムレイの奥さん。
そのタイトル通り主にバラードが中心の優しいアルバムです。
マルク・エムレイ(ピアノ)
レイ・ブラウン(ベース)
■第三位 ジム・ホール/ロン・カーター/アローン・トゥゲザー
巨匠2人による珠玉の演奏。
デュオと云うとピアノ・ベースが多いかと思いますが、ギター・ベースのデュオも素晴らしい。
曲目もスタンダードナンバーが多く、実際にジャズを演奏するギタリストやベーシストにとっては必聴の作品だと云えます。
このコンビの演奏を生で観られるチャンスがあったが、ジム・ホールが他界し観る事は叶わなかった。
ご冥福をお祈りします。
ジム・ホール(ギター)
ロン・カーター(ベース)
■第四位 ミシェル・ペトルチアーニ&エディ・ルイス/デュオ・イン・パリ
ピアノとオルガンという異色の組み合わせのデュオ演奏。
手に取って聴くまでイマイチ想像が出来なかったが、一聴して傑作である事が分かった。
2枚組の今作品ですが、曲目良い。
「ソー・ホワット」「枯葉」「キャラバン」「サマータイム」などのスタンダードナンバーが収録されています。
ミシェル・ペトルチアーニ(ピアノ)
エディ・ルイス(オルガン)
■第五位 布川俊樹&納浩一/デュオラマ
日本のトッププロである2人による演奏。
一聴してまず思うのが音質の素晴らしさ。
両者の吐息まで聞こえてきそうな繊細な音です。
時間を問わず、ゆったりと楽しめる良作です。
最後に
デュオ演奏では、お互いの個性がはっきりと音に出てきて人となりが分かるという点が楽しいですね。
ジャズって本当に自由で楽しい音楽です。