寺井尚子さんの登場で日本でも人気のジャズバイオリン。
世界中には多くのジャズバイオリンプレイヤーがいます。
今回は「かっこいいジャズバイオリンが聴けるおすすめアルバム!」と題して名プレイヤーによる傑作の数々をランキング形式でご紹介致します。
目次
■第一位 ステファン・グラッペリ/ライブイン東京
巨匠「ステファン・グラッペリ」がランクイン!
今回おすすめするアルバムは「ライブイン東京」です。
そこまで有名なスタンダード曲は収録されていませんが、聴きごたえは抜群。
このライブを生で聴けた人が心底羨ましく思える作品です。
他にもオスカー・ピーターソンやジョー・パスとの共演が実現している作品もありますので是非お聴きください。
■第二位 ジョー・ヴェヌーティ/スワンダフル
スタンダードを演らせれば右に出るものはいないと云われるジャズバイオリンの名手「j-・ヴェヌーティ」
おすすめのアルバムは「スワンダフル」
「A列車で行こう」「サテン・ドール」「サマータイム」「キャラバン」など、ジャズスタンダードが多く含まれています。
他の楽器と比較してみるのも面白いと思います。
■第三位 寺井尚子/シンキング・オブ・ユー
寺井尚子のデビューアルバム「シンキング・オブ・ユー」が3位にランクイン!
このアルバムで一気にスターダムにのし上がりました。
メンバーも素晴らしい。
今は亡き日野元彦、坂井紅介、野力奏一など日本のトッププロ達が集結。
圧巻は3曲目の「ドナ・リー」です。
東京JAZZで寺井尚子さんの演奏を聴き、このアルバムを手にしました。
■第四位 アントニー・シルバーマン/ブルー・ムード
どちらかと云うとテクニックよりもバイオリンの音色をしっかりと楽しむタイプの作品です。
しっとりとした2曲目の「イン・ア・センチメンタル・ムード」
スイング感じたっぷりの11曲目「ニッカーズ・ドリーム」
ゆったりと楽しむ事が出来る良作です。
■第五位 TSUMUZI/デビリッシュ・ワルツ・オブ・ア・ソウル~二月二十六日のタンゴ
甘いルックスとは裏腹な攻撃的な楽曲を発表している「TSUMUZI」
1曲目の「2月26日のタンゴ」では5拍子に合わせてバイオリンを奏でている。
また、3曲目では尺八とバイオリンとのコラボレーションという意外な組み合わせ。
曲調もバリエーション豊かでアルバム通して楽しめる作品。
おすすめはルバートのイントロから徐々に加速していく6曲目の「嵐を呼ぶ男」です。
ちなみに「石原裕次郎」さんのカバーではありませんw
最後に
ジャズでは様々な楽器がスタンダードを演奏していますが、バイオリンの音色は一味変わった聞こえ方がしますね。
ちょっとおしゃれにジャズバイオリンを楽しんでみて下さい。