ジャズと云えば当然アドリブ!
今回はピアノによる素敵なソロが聴ける曲をランキング形式で紹介致します。
その名も「ジャズピアノソロのおすすめの曲ランキング!」です。
目次
■第一位 Wynton Marsalis/STANDARD TIME vol.1
このアルバムは名盤中の名盤と云えます。
おすすめ曲としては11曲目の「枯葉」。
リズムチェンジが凄まじくグングンと引き込まれていきます。
そしてこのアルバムの中に素晴らしいピアノソロがあります。
2曲目の「April In Paris」
ウィントンの完璧なトランペットソロから受け継ぐのは「マーカス・ロバーツ」
マーカス・ロバーツのソロは本当にエレガントな印象です。
この「April In Paris」でも気品溢れるソロを取っています。
一番好きなポイントはソロ終わりのブレイクから「ポンポーン」という二音でテーマに戻る時。
何人のリスナーが「おおっ!」と声を上げただろうか。
■第二位 Keith Jarrett/Facing You
キース・ジャレットがソロ・ピアノアルバムとして初めて録音したのがこの「Facing You」です。
中でもおすすめの曲は2曲目の「Ritooria」。
彼の素晴らしいテクニックには舌を巻いてしまうが、そんな細かい事より世界観が素晴らしい。
この作品によってソロピアノのスタイルが確立されたと云える。
ちなみに誌面でキース・ジャレットのソロピアノはジャズなのか?!といった論争が巻き起こった程の話題作です。
■第三位 Mccoy Tyner / Nights of Ballads & Blues(バラッドとブルースの夜)
筆者が大好きなピアニスト「マッコイ・タイナー」
このアルバムはスタンダード曲が多く収録されており、入門編としても最適ですしゆったりとピアノ・トリオを楽しみたい時にぴったりです。
その中でもおすすめは8曲目の「Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)」です。
あまり原型から離れず、テーマをモチーフに組み立てられた綺麗なソロが聴けます。
また5曲目の「Star Eyes」も美しい!
■第四位 Herbie Hancock/New Standard
このアルバムは意外と評価が低いというか辛口な論評が多い気がします。
筆者にとってはまさに「スタンダード」といった印象ですが、往年のジャズファンからは受け入れられていないといったところでしょうか。
おすすめは3曲目の「Norwegian Wood」です。
ビートルズの名曲としてあまりに有名なこの曲を大変美しく仕上げています。
ハービーのソロもらしさが出ています。
■第五位 塩谷 哲/LIVE! LIVE! LIVE!
筆者が大好きなピアニスト「塩谷 哲」
さらに大好きなベーシスト「松原秀樹」
この2人がいればもう大変。
おすすめは7曲目の「トランス・カフェ」です。
グルーヴ感満載の塩谷さんのピアノ素敵です。
6曲目の「ザッツ・ザ・ウェイ・ライフ・ゴーズ」も大変可愛らしく美しい曲です。
最後に
今回の「ジャズピアノソロのおすすめの曲ランキング!」はいかがでしたか?
他にもまだまだ沢山の名演が世界中にあります。
この特集を足掛かりに探してみて下さい!